2010.11.23

バリアフリーリフォーム

先日、バリアフリーリフォームが完成しました。

通常、「バリアフリーリフォーム」というと、床段差の解消工事だと思っておられる方が多いのではないかと思います。

もちろん、これはとても大切な工事です。

    

ただ日常生活を、安全で快適に送る為には、「床段差の解消」と同じくらい大切なことがあります。

それは、「温度差の解消」です。

   

リビングは暖かくしていても、廊下に出ると寒い、もちろん、トイレや脱衣所も寒いまま・・・、というお宅は、まだまだ多いようです。

    

ある暑い夏の日、お母様の為にと、娘さんからご相談を頂きました。

いつまでも、お母様がお元気で快適に過ごせるように、生活空間全体をバリアフリーにしたい、というご要望でした。

   

解体工事中の状態です。
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屋外に面した壁や、屋根裏となる天井や、床に、断熱材は入っていませんでした。

30年以上前に建築された建物では、こうした状態は珍しくありません。

   

工事では、全ての箇所に、断熱材をたっぷりと入れました。
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窓も、複層ガラス(=ペアガラス)サッシに入れ替えました。

   

もちろん、床段差も無くしました。
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ここでは、右上に少し映っているドアが、温度差解消の為に、重要な役割を担っています。

このドアは、階段の入口に、今回新たに設けたものです。

居室、廊下、トイレ、台所等の生活空間を、全て効率よく暖める為に、暖められた空気が階段から2階へ逃げるのを防いでいます。

   

尚、「明るさの差」も解消すべく、生活空間全体の照度を、均一かつ明るめに整えました。

   

床段差がなく、どこへ行っても暖かく、そして明るい空間になりました。

   

寒さの厳しい北陸の冬に、間に合いました。

お母様にも、娘さん方にも、とても喜んで頂きました。

   

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2010.03.06

FJC 介護リフォーム・バリアフリーリフォームの目的

私は、福祉住環境コーディネーター協会(略称:FJC)の会員です。

    

会員向けに、年に3回発行されている情報誌が届き、じっくり読んでいました。

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読んでいると、日本全国で、多くの福祉住環境コーディネーターが、専門家として現場で活躍している様子がわかり、とても刺激を受けます。

    

ちなみに、「福祉住環境コーディネーター」とは、

高齢者や障害者に対して住みやすい住環境を提案するアドバイザーです。

医療・福祉・建築について体系的で幅広い知識を見につけ、各種の専門職と連携をとりながらクライアントに適切な住宅改修プランを提示します。

また、福祉用具や諸施策情報などについてもアドバイスします。

(東京商工会議所ホームページより引用しました)

    

「介護リフォーム」や「バリアフリーリフォーム」というと、手すりをつけたり、床の段差を解消したり、といったイメージが強いかと思います。

   

ただ、私たちは、そうした単純な工事に留まらず、寝室とトイレや浴室までの導線計画といった空間全体から、家具の配置方法といった個別部位までを、お客様の状態に合わせ、総合的に判断して提案します。    

   

もちろん、1本の手すりの取り付けも、非常に重要な仕事です。

   

それは、単に移動を安全・容易にするということだけでなく、そうする先に、利用される方の自立を助け、ひいては、自尊心を守るという目的があるからです。

    

「キッチンリフォーム」や「バスリフォーム」といった華やかさはありませんが、まさに人の心に直結するリフォームとして、誇りを持って仕事に取り組んでいます。

    

そんな志に燃える全国の同士の活動を知る・・・、この会報を読むことで、私が刺激を受ける所以です。

    

     

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2010.03.03

玄関前の階段に手すり(2) 完成

昨日からの続きです。

  

昨日は、支柱を建て、穴にモルタルを詰めて、固定しました。

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モルタルが硬化するまでは、触ってはいけません。(笑)

三角コーンをそばに置いて、注意喚起します。

   

今日は、いよいよ手すりを取り付け、支柱を建てるために開けた穴を、きれいに補修して、完成です。

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正確には、この後、ご利用になられる方に触れて頂き、最適な高さに調整します。

  

今回は、強い雨と風の為に、工期が3日間になりましたが、通常は、2日間で完了します。

   

また、介護保険を利用されて、費用のご負担も1割でした。

   

「屋外のコンクリートの階段に手すり」、というと、なんだか大事(おおごと)のようなイメージをお持ちの方がおられるかもしれません。

ですが、以上のように、割と簡単に取り付けできることができるのです。

    

    

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2010.03.02

玄関前の階段に手すり(1)

昨日から、玄関前の階段に、屋外用手すりを設置する工事を開始しました。

   

まず、こんな感じで、穴を開けます。

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コンクリート用の特殊なドリルです。

  

ただ、途中で、風雨が強くなり、穴を開け終えたところで、工事を中断することに。

   

今朝、支柱を立てたのですが、写真を撮り忘れました。(笑)

  

明日、仕上げの写真と一緒に、報告します。    

    

    

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2010.01.18

介護リフォーム 玄関と廊下のバリアフリー化

介護保険を活用した、玄関と廊下のバリアフリーリフォームが完成しました。

  

着手前です。
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完成です。
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着手前です。

奥の部屋まで、玄関を除いても、2箇所段差があります。
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完成です。
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廊下には、手すりもつけました。

手すりの距離が長く、壁の途中に補助用金具の取り付けが必要でしたが、壁自体はビスが効く状態ではなかったので、化粧下地板をまず取り付けました。
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工期は、2日でした。

スムーズに工事が完了し、お客様にはとても喜んで頂きました。

  

  

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2010.01.12

介護保険によるバリアフリーリフォーム

先週、日頃よりお付き合いのあるお客様から、お電話を頂きました。

  

お母様が、これまで滞在していた介護施設から出られることになり、家の一部をリフォームして欲しい、とのことでした。

   

介護施設からの退所が決まった際、バリアフリーリフォームをどこへ頼めば良いかわからず、ケアマネージャーさんに尋ねたところ、当社の名前が上がって、お電話を頂いたそうです。

   

今回の件で、2つ、学ぶことができました。

  

1つ目は、当社がバリアフリーリフォームを行っていることについて、まだまだ、当社のPRが不足しているということです。

お客様によると、”ケアマネージャーさんに、そう言われて、思い出した”、とのことでした。

機会がある度に、お客様へPRしている”つもり”でしたが・・・。

まだまだ、努力が足りないことを、痛感しました。

反省、です。

もっともっと、頑張らねばなりません。

   

2つ目は、ケアマネージャーさんが、当社のことを覚えていて下さったということです。

そういえば、過去、何度か、当社とのお付き合いがないお宅のバリアフリーリフォームについて、ケアマネージャーさんから、ご依頼のお電話頂いたことを思い出しました。

こちらは、全くPRをしていないのに、です。

その有り難さを、やはり、痛感しました。

   

反省し、感謝して。

お母様のご負担が少しでも軽くなるように、しっかりとした工事を行わさせて頂きます。

     

   

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2009.08.07

介護保険による住宅改修 トイレ

和式トイレを、洋式にする工事が完了しました。

  

着手前

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完成

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和式便器と男子小便器を取り外し、洋式便器に交換し、手すりを取り付けて、完了です。

  

「床の段差は、そのまま?」

「左のドアも、そのまま?壁にしないの?」

・・・そんな疑問を持たれた方もおられるでしょう。

  

でも、この仕上がりは、ご家族、ケアマネージャーさん、私たち、の3者できちんと話し合った結果です。

  

普段過ごされる部屋から、このトイレまでの間に幾つかの段差があり、ここの段差だけを無くしても効果が薄いこと。

介添えには、左側のドアが開いた方が都合が良いこと。

改修部分が少ないほど、工事期間を短くできること。

そして、費用も少なくて済むこと。

  

そうした事柄を確認して、プランが決定されたのでした。

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2009.07.22

介護保険による住宅改修

きちんと、しっかりと、工事を行います。

  

介護生活の中で、住宅改修が少しでもお役に立てますように。

  

読んで下さっている方には、わかりにくくてすみません。

  

今日の自分の思いを記します。

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2006.09.29

このトイレのおかげで、家(うち)におられるがいぜ

今日、とても嬉しい言葉を、お客様から頂きました。

洗面台交換の打合せで、お客様宅にお伺いした時です。

以前、介護保険を活用してリフォームしたトイレを指差して、お客様はこんなふうに言われました。

「このトイレのおかげで、お父さんが家(うち)におられるがいぜ。
部屋から近いし、広くなって使いやすいから、自分一人でトイレへ行けるようになったがいちゃ。
施設とか行かんでいい言うて、すごい喜んどるわ。やっぱり自分の家が一番やもんね。久保さん、本当にありがとうね。」

この言葉を聞いたとき、私は本当に嬉しくなりました。

こちらこそ、ただただ、感謝です。

そして。

「このトイレのおかげで、お父さんが家(うち)におられるがいぜ。」

今、この言葉を文字にしてみると、

「住環境整備がなされたときのメリットの一つは、本人の精神的自立・意欲の拡大」
(福祉住環境コーディネーター公式テキストより引用)

なんていう言葉より、ずっと素敵だと思いました。

Ⅰ様、本当にありがとうございました。

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2006.08.31

この写真の通りにして下さい

今日、トイレリフォームが完成しました。

レイアウトプランが決定し、商品の選定に入った時、お客様は事前にお渡ししていたカタログのあるページを開かれて、こう言われました。

「このページの雰囲気が素敵だから、この写真の通りにして下さい。」

そして完成したのが下の写真です。

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とてもいい雰囲気に仕上がりました。・・・メーカーお奨めのプランですから、良いのは当たり前ですが・・・。

もちろん、お客様には大変喜んで頂きました。「いやあ、ほんまにいいがになったちゃ。」

今回、「完成後のイメージをはっきり持つ」ことの大切さを、改めて確認させていただきました。

住まいの3Dプランニングや、イメージプラン集に、これからも当社は力を入れて取り組んでいきたいと思います。

参考までに、着手前と完成の写真を掲載します。

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実は、入院中で介護認定を受けられたお母様の為に、段差解消と介添えを容易にする目的のリフォーム依頼でした。

介護リフォームの最も大切なキーワードは、「自立」です。

これでお母様は歩行器を使って、ご自分でトイレに行くことができます。

手すりは、いわゆる”棒”ではなく、カウンタータイプですから、握力が弱くなっているお母様も手の平全体で体を支えて、立ち座りの動作ができます。

介護リフォームで次に大切なキーワードは、「介護する方への配慮」です。

体調が優れない時に介添えが必要な場合、便器に向かって右側には、家族の方が動きやすい十分なスペースができました。

今回は、十分な空間があった為に、どちらのキーワードにも対応することができました。

・・・さらにその上で。介護リフォームでとても大切なこと。

「介護を意識させない、快適でデザイン性に優れた空間であること。」

これは私の持論です。

「素敵な空間」は、決して贅沢なことではないと思います。

逆に、介護で強いストレスを感じながら、それでも頑張っておられる家族の方々にこそ、必用な視点だと信じています。

今回は、その視点からも、お客様のお役に立てたことを、私はとても喜んでいます。

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