バリアフリーリフォーム
先日、バリアフリーリフォームが完成しました。
通常、「バリアフリーリフォーム」というと、床段差の解消工事だと思っておられる方が多いのではないかと思います。
もちろん、これはとても大切な工事です。
ただ日常生活を、安全で快適に送る為には、「床段差の解消」と同じくらい大切なことがあります。
それは、「温度差の解消」です。
リビングは暖かくしていても、廊下に出ると寒い、もちろん、トイレや脱衣所も寒いまま・・・、というお宅は、まだまだ多いようです。
ある暑い夏の日、お母様の為にと、娘さんからご相談を頂きました。
いつまでも、お母様がお元気で快適に過ごせるように、生活空間全体をバリアフリーにしたい、というご要望でした。
解体工事中の状態です。
屋外に面した壁や、屋根裏となる天井や、床に、断熱材は入っていませんでした。
30年以上前に建築された建物では、こうした状態は珍しくありません。
工事では、全ての箇所に、断熱材をたっぷりと入れました。
窓も、複層ガラス(=ペアガラス)サッシに入れ替えました。
もちろん、床段差も無くしました。
ここでは、右上に少し映っているドアが、温度差解消の為に、重要な役割を担っています。
このドアは、階段の入口に、今回新たに設けたものです。
居室、廊下、トイレ、台所等の生活空間を、全て効率よく暖める為に、暖められた空気が階段から2階へ逃げるのを防いでいます。
尚、「明るさの差」も解消すべく、生活空間全体の照度を、均一かつ明るめに整えました。
床段差がなく、どこへ行っても暖かく、そして明るい空間になりました。
寒さの厳しい北陸の冬に、間に合いました。
お母様にも、娘さん方にも、とても喜んで頂きました。



