「氷見市LPガス事業(協)加盟店大還元フェア」を、無事終えて・・・。
IHコンロも良いのですが、最近のガスコンロは、かなり良いです。
ただ、残念ながら、ガス業界は、宣伝下手・・・。
(自分への反省を込めて、言っています。)
お客様が調理器具を選択される際、情報が足りない為に、適切に判断できないとすれば、設備機器のプロとして、申しわけないことです。
そこで、最近のガスコンロ事情について、書いてみたいと思います。
・・・まずは、とってもカッコよくなりました(笑)。
さて、最近のガスコンロの長所として、5点、挙げたいと思います。
第1に、とても安全です。
第2に、高機能です。
第3に、お手入れが簡単です。
第4に、省エネです。
第5に、価格が安い!です。
第1の、「安全性」について。
バーナーの真ん中に飛び出ているのが、Siセンサーです。
今のコンロでは、全てのバーナーについています。
このSiセンサーが、鍋底に触れていることで、焦げつき防止、天ぷら油加熱発火防止などの機能が働きます。
また、上のバーナーも、グリルも、消し忘れ消火機能がついていて、一定時間経過すると、自動消火します。
第2の、「高機能」について。
コンロで、ごはんが炊けます。
お湯が沸くとブザーが鳴り、5分間ほど保温して、自動消火します。
揚げもの温度を設定できるので、プロのようにおいしい天ぷらやフライが作れます。
また、グリルは、さらに進化しています。
ガスならではの直火と、遠赤外線効果で、焼き魚のおいしさは格別です。
第3の、「お手入れ簡単」について。
汁受け皿がないので、煮こぼししても、ガラストップ天板をサッと拭くだけでOKです。
・・・ここは、まだ、あまり知られていないようなので、詳しく書きますね。
IHコンロは、天板と鍋底が密着する構造上、密着した部分の天板が熱くなります。
その為、煮こぼしすると、その汁が天板と鍋底の隙間に入り込んでしまい、加熱した天板に焼きつく=焦げつくことになります。
こうして出来た天板上の、鍋底の形をした焦げつき跡は、放っておくと、こびりついてしまい、お手入れの際の悩みになっているようです。
一方、ガスコンロは、ご存知のように、天板と鍋底は、ゴトクで離されています。
その為、天板は熱くなりませんし、煮こぼしの汁が入り込む”隙間”もないので、その汁が焦げつくことはありません。
だから、本当に、文字通り「サッと拭く」だけでOKなのです。
そして、ガラストップ天板は、いつまでも光沢を失わず、とてもきれいなのです。
第4の、「省エネ」について。
汁受け皿をなくし、バーナーノズル形状を工夫することで、効率的に炎があたるようになっています。
だから、ガス代を節約できます。
第5の、「価格が安い!」について。
現時点(平成22年4月)で、ガスコンロは、同機能のIHコンロの約半分程の価格だと思います。
これまで書かせて頂いたように、こんなに安全で、高機能で、手入れが簡単で、省エネが進んだ最新機種が、ビルトインタイプで10万円以下、テーブルタイプで6万円以下なんて!
長年、厳しい競争をしながら、改良を重ねてきた、ガス機器メーカーの執念を感じます。
どうです?
ガスコンロも、結構、・・・いやかなり! 良いでしょ!
ただ、もちろん、IHコンロにも良い所はたくさんあります。
今回はあえて、IHコンロよりも、情報(や関心)が少ないガスコンロにスポットライトを当てる意味で、書かせて頂きました。
これらの説明が、調理器具の選定で悩んでおられる方のお役に立てれば嬉しいです。
(写真は、Paloma(パロマ)さんのホームページから引用しました。)
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