太陽光発電についての感想
一昨日、1月6日付の朝日新聞に、太陽光発電の施工不良による雨漏りについての記事が掲載されていました。
太陽光発電の需要が急増し、それに施工体制が追いつかず、未熟な施工者によるパネル設置が増えているため、とのことでした。
時々、「太陽光発電ちゃ、いいもんけ?」と、聞かれることがあります。
その時、私は、「今はまだ、お客様にお勧めする自信がないちゃ。」と答えます。
私の、太陽光発電についての感想の第1は、「コストパフォーマンス(費用対効果)が良くない」というものです。
リフォーム店や家電量販店などは、政府による補助金制度が復活し、また売電価格が引き上げられたことを強調し、「今、お得ですよ。設置するなら、今ですよ。」と必死に売り込んでいます。
ただ、私は、200万円から300万円という初期投資は、多くの人達にとって、まだまだ高いと思います。
冷静に考えて、その投資額は、本当に回収できるのか?
現時点では、私は疑問に思っています。
太陽光発電に関する現在の状況を見ると、私は、エコキュートが初めて発売された頃のことを思い出します。
もうかなり前のことになります。
友人から、1枚の見積書を見せられ、私の意見を求められました。
その時、友人はこう言いました。
「この機械を入れると、光熱費がものすごく節約されるがいと。どう思うけ?」
見積書は、エコキュート設置工事に関するもので、その金額は250万円程でした。
私は、高すぎる、と思いました。
ただ、よく聞くと、訪問販売の業者に説得され、もう設置したとのことでした。
私は、自分の感想を伝えることができませんでした。
今、エコキュートの導入価格は、工事費込みで、60万円から80万円ほどでしょうか。
私は、正直に言って、もう少し安くなればいいのに、とは思います。
ただ、お客様からのご相談に対して、「お勧めできません」と言わなくてもよいくらいの価格になったとも思います。
それでも、まだ一応、自分の感想である「もう少し安くなってからでも良いのでは?」ということも、きちんとお伝えしています。
さて、太陽光発電に戻って。
誤解のないように付け加えれば、商品を否定しているわけでは、決してありません。
商品自体は、その地球環境に対する理念も含めて、良いものだと思います。
私が問題視しているのは、
1.初期投資とのバランスを欠いた、と言わざるを得ない、「すごくお得ですよ。」というセールス手法。
2.朝日新聞で指摘しているとおりの、未熟な施工による家屋への悪影響の可能性。
3.機械の耐用年数を含む、長期間に渡るアフターサービス体制への不安。
です。
こうした問題について、自分自身が納得いくまで、自分の大切なお客様に、お勧めすることはできないのです。
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