2010.03.04

すべての建築士のための総合研修 二酸化炭素削減と太陽光発電

富山県建築士会が主催する、毎年恒例の、研修会へ行ってきました。

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2月16日に開催された同様の講習会に比べると、若干、参加人数が少ないようですが・・・。

会場も同じでした。

   

2月16日の方は、受講が法律で義務付けられていて、今日の方は、自己啓発を目的とした受講が任意のものだからでしょうか?

   

とは言っても、建築士法では、

「建築士会及び建築士会連合会は、建築士に対し、その業務に必要な知識及び技能の向上を図るための建築技術に関する研修を実施しなければならない。」(第22条の4第5項目)

と規定された講習であることに変わりはありません。

   

テキストも分厚い・・・。

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今回、特に興味深かったのは、環境エネルギーに関する講義でした。

   

二酸化炭素について、ごく、大雑把に言って、自然界が吸収できる量の、約2倍の量を、現在の人間社会は排出しているとのこと。

  

このまま対処しなければ、二酸化炭素はどんどん増え続ける一方。

     

だから、本来は、最低限で、現在の半分に減らす必要がある。

半分に減らしても、これまでに蓄積してしまった分が減る訳ではなく、現状を維持できるだけ・・・。

   

鳩山首相は、CO2の25%削減を目標にと言い、周りはそんな無茶なと言いますが、それでもまだ、全然足りないことになります。

   

さらに、いわゆる先進国が、その削減を提案すると、発展途上国が、これまで排出し続けてきた国は80%削減すべきと応酬する、ので、話しはなかなかまとまらない。

    

・・・そうした状況で、日本は、国を挙げて、この問題に取り組んでいる訳です。

  

さて、その施策の大きな柱の一つが、民間部門。

   

現在、売り手の都合で、エコキュートや、太陽光発電などが、一軒の家に対し、それぞれ統一性なしに、売り込まれている状況。

  

建築物に対する全体的な負荷や、客観的な費用対効果について、お客様へきちんとした説明がなされないまま、イメージ戦略による販売合戦が行われている。

    

家を総合的な視点で捉えることができる建築士が、その家に住む人達の相談に乗るべきである。

    

そんなお話しだと、私は受け止めました。

    

・・・余談ですが、時に二酸化炭素削減を謳う「オール電化」ですが、発電の多くを、まだまだ石炭を燃やすことに頼っている現状では、ちょっと力不足のような気もします。

         

将来の本命は、やはり、自然エネルギーを利用する太陽光発電などなのでしょう。

    

尚、現在、国によって、太陽光発電などの費用対効果に関する研究が行われていて、できる限り公正で客観的なデータを提供しようとしているとの話しもありました。

   

将来に期待したい太陽光発電に掛かる費用については・・・、現在はやはり、まだまだ売り手市場(=はっきり言って高い)ように思えます。

   

思想と商品は良いのですから、そうした、正確なデータの公表と、価格のさらなる低減に、期待したいと思います。

         

         

富山県氷見市のリフォーム・増改築と水まわり修理は、
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2010.02.16

建築士定期講習

今日は、まる1日かけて、「建築士定期講習」を受講してきました。

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かなりの人数でした。

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受講番号で、席が決められていて、私はといえば・・・

一番前の席(笑)。

・・・こんなにたくさんの席があるのに(笑)。

   

平成17年の構造計算偽装問題により、その後、建築基準法や建築士法が、大きく改正されました。

失われた建築士制度に対する信頼を取り戻すべく、より厳格化されたのです。

   

今回の講習も、そうした厳格化の一環で、実務的な知識習得というよりも、法律改正の趣旨・経緯から始まり、チェック体制強化、建築士の資質・能力の向上、と続き、後半では、職業倫理に関して、といった内容でした。

   

私は、しっかりと学ばさせて頂きました・・・一番、前の席で(笑)。

   

まあ冗談はさておき、こうした内容の講習も、時には良いものだと、本当に思いました。

身が引き締まる思いでした。    

    

   

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2010.01.20

住宅版エコポイント

今日、「住宅版エコポイント及び住宅瑕疵(かし)担保履行法講習会」が開催され、参加してきました。

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会場の富山県民会館のホールは、かなり大きいのですが、ほぼ満員でした。

国土交通省の担当の方から、説明がありました。

    

受付で、たっぷりの資料をもらいました。

その一部です。

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「住宅瑕疵(かし)担保履行法」は、新築に関わる法律です。

大切な法律ですが、当社は、新築を行わないので、ここでは書きません。

    

お伝えしたいのは、「住宅版エコポイント」についてです。

下記エコリフォームを、平成22年1月1日から平成22年12月31日までに工事着手すると、エコポイントが発行されます。

   

1.窓の断熱改修、または

2.外壁、屋根・天井又は床の断熱改修

3.1.又は2.の改修工事と併せて実施するバリアフリー改修

    

現在実施されている、家電製品のエコポイント制の住宅版です。

  

ただ、付与されるエコポイントのケタが違います。

合計で、最高300,000ポイントが、1戸あたりの限度です。

  

こうした具体的な数字が決定・発表されたのは、つい最近の1月15日です。

追加資料として、今日の資料の中に、含まれていました。
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(上の画像は、クリックすると拡大表示されます。)

   

平成21年12月8日閣議決定された「明日(あした)の安心と成長のための緊急経済対策」に盛り込まれたこの制度も、ほぼ、概要が固まったようです。

予算は、1000億円。

   

ただし、今、開かれている国会で、「平成21年度第2次補正予算」が成立しないと、実施できないようですが・・・。

   

エコポイントを受けるには、申請が必要です。

他の同様の補助制度との関係もあり、若干複雑ですが、断熱改修工事を検討されている方は、情報収集の価値ありだと思います。

   

もちろん、氷見市の方は、私に聞いて下さい(笑)。

      

       

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2008.11.17

「すべての建築士のための総合研修」講習会

長いタイトルですが・・・。

富山県建築士会主催で富山県知事指定の、正しい講習名です。

その証拠に、テキストの題名も・・・

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1日、じっくり受けてきました。

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最近の法改正の内容や、耐震対策など、勉強になりました。

    

当社の専門である住宅リフォームに関する部分を、テキストから一部引用します。

2章 改修・再生 1改修の方針 1-1初期の判断 86pより

まず建築士として判断を求められるのは、改修することが正しい選択であることの確認である。内装・設備の手直し程度ならば迷いはないが、大規模になれば建て替えとの比較も必要である。逆に建て替えを相談された場合でも、改修の可能性を考え提案することも、良心的な建築士の役割だろう。

(中略) 

次に、どの範囲をどの程度変えるか、という判断が求められる。建築主の要望が基本にあるが、その中でも必ず実施したいことと出来ればやりたいことなどの区別や優先順位、借り入れを含めた工事費の限度などを慎重に判断する必要がある。

   

一方、たとえ要望がなくても安全性、耐久性、健康などに直接関わる重要な問題があれば、優先的に取り組むべきことを提案しなければならない。

  

時折、日常業務を離れて、こうした原理原則を再確認することは、とても重要なことだと実感します。

講師の方々、ありがとうございました。

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2008.02.03

講演を聴いて気付いた思い

「胃腸炎からの生還」を果たして、今日は、昼食にラーメンと餃子とミニチャーハンを平らげました。

食欲が無いと、痩せられるのに・・・と、思いつつも、腹が空く、満腹になる、の幸せを実感した1日でした。

 

さて、話しを、タイトルに戻して。

1月29日の2級建築士免許交付式の後に、素晴らしい講演会がありました。

遅くなりましたが、忘れない内にメモしておきます。

 

演題は、「家づくりはものづくり (ものづくりの木造建築を目指して)」。

講師は、(有)ピュアハウジング代表取締役 稲垣英優氏。

 

4つの家づくりのルール、

通風・採光計画、来客導線、家族導線、暖房計画、

「太陽エネルギーをパッシブに利用する」為の軒の出の重要性、

「曖昧な空間」としてのウッドデッキの有用性、

環境負荷係数、

環境負荷が小さい塗料の対候性に関する暴露評価試験の結果

等など、とても勉強になりました。

手帳には、もっと詳細に記録してあります。

 

稲垣氏が設計施工された複数の美しい家を、スライドで見せて頂きながらの説明でした。

感動しました。

自分の「考え」をきちんと持ち、それを自分らしい「言葉」で表現した上で、しっかりと「ものづくり」をする。

かっこよかったです。

 

そして、講演を聴き終える頃、自分を振り返っていました。

 

私は、建築士を取得したからといって、新築の設計を業とすることはないと、漠然と考えていました。

建築士取得の目的は、リフォーム業を中途半端な知識で行いたくなく、建築基準法やその関連法規を体系だった形で正確に理解し、的確な図面で提案できるようになりたかった為です。

その目的は、想定以上に達成されたと実感しています。

 

これまでの現場の経験や、インテリアコーディネーター他住関連の資格の知識や、好きで読んでいた建築関連の本からの知識が、ジグソーパズルのピースだとすれば、それらがきれいにはめ込まれ、足りないピースも補われて、今はきちんとした絵になって、目の前に現れた感覚でいます。

建築士を取得した現在の状態に、自分自身、とても満足していて、リフォーム業にさらに自信を持って取り組めると気合いが入っています。

 

ただ、稲垣氏の仕事振りをかっこいいと思うことで、自分にはこんな思いもあるのだと気付きました。

自分は、ガス業とリフォーム業を両立させたいのだし。

建築士といっても、2級だし。

年をとっていて、新築設計の経験や技術の習得には遅いようだし。 

だから、新築設計は難しいだろう、と。

 

念の為に付け加えると、こうした思いを否定的に捕らえているわけでは、決してありません。

そもそも、「リフォームよりも、新築が偉い」というわけでもありません。

 

私は、リフォーム業が好きで、特にリフォームのプランニングはとても楽しい作業です。

このリフォーム業は私のこれまでの経験や知識がフルに生かされる仕事で、他の誰にも負ける気がしません。

 

それでも、「新築は無理」と最初から思う必要もないのだなあ、と気付いたということです。

ガス業とリフォーム業をやっているから、新築は無理、なわけでもないし。

2級だから、新築は無理、なわけでもないし。

ましてや、年をとっているから、新築は無理、なわけでもないし。

 

これから「新築」についても、ゆっくりと考えてみたいと思います。

また、楽しみが増えました。

稲垣氏に感謝、です。

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2006.02.10

サンゲツのセミナー

060210_sangetu250 壁紙やカーテンでお馴染みの「サンゲツ」さんの新製品セミナーに、担当の社員2名と一緒に参加してきました。

ICC(インテリアコーディネータークラブ)トヤマからの参加案内があり、私自身興味があったことと、担当者にも一度きちんと触れてみて欲しかったこともあって、ちょうど良い機会となりました。

結果は・・・、良かった。

結構気に入ったものがありました。今回は商品も多く、さっとの説明だったので、もう少し詳しく調べてから導入を検討してみたいと思います。

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