トイレリフォーム 和式から洋式へ+ドアの工夫
昨日、トイレリフォームが完了し、お引渡しさせて頂きました。
きれに仕上がり、お客様にはとても喜んで頂きました。
着手前です。
以上の2枚の写真を見比べて、お気づきでしょうか?
間仕切り以外の壁と天井は、触っていません。
床だけ、張り替えています。
壁を触らないので、コンセントは露出配線となりましたが、配線カバーを使って、できるだけすっきりときれいに仕上げました。
少しわかりにくいですが、便器の左側に、給水管も露出配管となっています。
これも、直線とコーナーをきちんと収めることで、それ程の違和感がないと思います。
給排水工事は、自社施工で、こうしたことは、大得意です。
今回は、予算を抑えたいとのご要望から、こうした工法をご提案しました。
事前に、壁をさわらないデメリットについてご説明し、ご納得の上での着工でしたが、ご期待以上の仕上がりだったようで、ほっとしています。
さて、お客様からのご要望は、「和式トイレがつらい」ということの他に、もう一つありました。
トイレのドアが、手前の洗面化粧台に当たって、充分に開かないのを改善して欲しいということでした。
こうした場合、通常、対策としては、
1.ドアを、内開きにする
2.ドアを、横にスライドさせる引き戸にする
3.折れ戸にする
といったものがあります。
1.ドアを内開きにする方法は、小便器を取り外すので、トイレ内が広くなり、可能です。
ただ、トイレのドアは、外開きにするのが基本です。
それは、万一、トイレ内で人が倒れた時、内開きでは倒れた人自身によって、ドアが開かず、救助に時間がかかる恐れがあるからです。
寒い冬に、下半身を出して、力(りき)むことになるトイレは、そうした事態が起きる可能性が高くなります。
2.引き戸にできれば、ベストなのですが、このお宅の場合は間口(まぐち)の幅が足りず、出入り口が狭くなってしまう為、この方法も採用できませんでした。
3.折れ戸は、2つ折りになったドアの厚みが結構あることと、開閉動作があまりスムーズではないことから、この方法も採用しませんでした。
そこで、私がご提案したのは、「ドア枠を追加する」というものでした。
写真がわかりにくいのですが、以前のドア枠は、洗面化粧台よりも引っ込んでいました。
洗面化粧台が出ているのは僅かなのですが、ドアの根元の方で当たる為に、ドアノブ側はかなり開きが狭められていたのです。
黄色い矢印の先の枠が、今回、追加した部分です。
以前の枠と違和感が出ないように、同色の塗装をしました。
ドアは、新しく造作したので、もちろんぴったりです。
ドアノブも、扱いやすいように、回転タイプから、レバータイプに変えました。
カギは、やはり万一を考え、10円硬貨で、外から解除できるようになっています。
これで、冒頭の写真のように、ドアは、きれいに開くようになりました。
開口部の幅も充分で、スムーズにドアを開け、出入りできるようになりました。



